【購入】マイホーム購入の流れ
マイホームの購入を考え始めたときに「家ってどうやって買えば良いんだろう?」という疑問を持たれる方はとても多いです。
私のお客さまでも「最初は何から始めれば良いか分からなかった」という方がたくさんいらっしゃいました。
ほとんどの方が初めて経験するマイホーム購入ですから、これから何が起こるのか分からないと不安になりますよね。
今回は、マイホームの流れをご説明いたします!
購入を考えはじめてからご契約まで
探す条件を決めよう
まずはマイホームを探す上での条件を決めていきましょう。
条件とは、エリア(学区・最寄り駅など)、間取り、予算、車の台数、土地の広さなどです。
完璧に条件を決めておく必要はないと思いますが、全体的にイメージを持っておくと良いと思います。
何も決めないままに動き出すとマイホーム探しの迷子になってしまう事もあるので、ある程度でいいので家族で話し合ってみると良いですね。
エリアについては、今の生活環境などから割と簡単にきめられると思いますが、予算や間取りはなかなかイメージしにくい部分だと思います。
間取りは実際にいくつか物件を見てみないとハッキリとしたイメージがしにくいですし、予算についてもどう計算すれば良いのか分からないと決められない部分です。
そういった部分は、気軽に不動産会社に足を運んでみて良いと思います。
また、そのほかの条件面もマイホームを探し始めたばかりだと気付くのが難しかったりするので、不動産会社の担当者と話をしていく中で整理してみるという考え方で良いと思います。
物件情報サイトで写真付きで間取り図などを見ることが出来ますが、実際に見るのとでは全くイメージが変わることがあるのでまず見てみるくらいの気持ちで良いと思います。
資金計画を作ろう
ある程度条件などが決まってきたら、早い段階で資金計画を確認することをお勧めいたします。
資金計画とは分かりやすく言うと「この物件を買おうと思ったらいくらになるのか」という計算ですね。
この部分が良く分からないままだと、イメージしている予算設定が合っているのかどうか分からないまま進めてしまう事になります。
当社でも、出来るだけ早い段階で資金計画をお作りしてご案内するようにしています。
それと同時に住宅ローンのシミュレーションも作成しますので「だいたい○○万円物件だと月々○○円の返済」という金額感をつかんだ上でご検討していただけるようにご案内いたします。
また、住宅ローンにご不安のあるお客様は、購入する物件を決める前に先行して住宅ローンの事前審査を進めておくケースもあります。
住宅ローンの審査はマイホーム購入の時に必ず通るステップなので、先に進めて通しておくと安心して物件を探すことが出来ます。
物件を実際に見てみよう
予算も含めたマイホーム探しの条件が決まってきたら、実際に物件を見てみましょう。
上でも書いたように、今は物件情報サイトで多くの物件の写真を見ることが出来ますが、実際に現地で見るのとでは全く違います。
写真ではとても明るく見えていた物件が現地で確認してみたら思ってたよりも暗かったとか、なんとなくフィーリングが合わなかったとかはよくある事です。
逆に、インターネット上で見ても良いと思わなかったけど、現地で見てみたら思っていたよりも良かったという事もまた良くある事です。
例えば、間取り図を見てLDK18帖と表記があっても、お部屋の形状や、採光面との向きなどで、現地で感じる印象がかなり変わります。
一度のご来店で複数の物件をまとめてご案内することも出来るので、お気軽にご相談にお越しください。
住宅ローンの事前審査
購入したい物件の候補が絞れてきたら住宅ローンの事前審査をしておきましょう。
この時点では、完全に決めておく必要はありません。
「事前審査をしたらその物件を購入することにならない?」とご質問いただくこともありますが、全くそんな事はないのでご安心ください。
いくつかの物件で迷っている場合は、その中で最も価格が高い物件で住宅ローン審査をしておけば、安い物件に切り替えることは簡単に出来ます。
住宅ローン審査の必要書類などについては[住宅ローンの流れと準備]をご覧ください。
購入の申し込みをする
購入したい物件が決まり、住宅ローンの事前審査も済んでいたら、購入の申し込みをします。
不動産の売買は、買います!といってもすぐにご契約が出来るわけではありません。
購入者にとっても販売している側にとっても大きな売買ですので、書類作成などの準備が必要です。
そのため、まずは購入申込書という書面で「私はこの物件が買いたいです!」という意思表示をします。
内容的には、希望する物件・希望する契約日時・購入価格・住宅ローン事前審査の可否とお名前やご住所を記入します。
それをもとに契約日時の調整や、それに向けて契約書類の作成などの準備などを進めていきます。
この時点では、手付金などの費用はまだ掛からず、特に必要な書類などもありません。
また、流れによっては購入申込書の提出と同時に住宅ローン事前審査をすることもありますが、事前審査が通ってからでないと契約をすることはできません。
不動産売買契約の締結
購入申込書を提出し、住宅ローン事前審査も承認が得られたら、申込書をもとに調整した契約日に売買契約を締結します。
売買契約の前には、必ず重要事項説明という説明があり、その物件に関わる法令や権利関係、契約に関する価格や条件などを確認することになります。
その名の通りとても大切な内容の確認ですので、売買契約書へのご署名なども含めると2~3時間ほどかかるお手続きになります。
売買契約時に必要なお持物などもいくつかあります。
これについては、購入申込書をご記入いただく際に、「ご契約のご案内」をお渡しして分かりやすいようにご説明しております。
まとめ
売買契約を締結したら…
まずはご契約おめでとうございます!
マイホーム購入は「椅子取りゲーム」に例えられることが良くあります。
不動産は同じ物件というものはなく、どの物件も一つしかないので、他の方に購入されてしまうと無くなってしまうからです。
契約締結をすると他の誰かに取られてしまうということはなくなるので、あとは引渡しまでの手続きを進めていくだけです。
契約時点で物件が未完成だった場合、完成するのを待ってから引渡しを受けることになります。
この後の手続きとしては・・・
①住宅ローン本審査
②物件でのメーカー立ち合い(傷チェックなど)
③住宅ローン契約
④決済・引渡し
という流れになります。
まずは気軽にご相談を!
今回の記事では、マイホーム購入を考え始めてから契約締結までの部分をさらっと紹介いたしました。
大まかな流れとしては、このような感じでしたが実際にはお客様によって順序が変わる部分もあります。
最初に資金計画からという方もいらっしゃいますし、まずは物件を見てからという方もいらっしゃいます。
どちらにしても、不動産会社をマイホーム探しのパートナーとして上手に使って進めていくのが良いと思います。
「強引に契約させられちゃったりしない?」とご不安に思われる方もいらっしゃるようですが、不動産の売買には様々な手続きがあるので、購入者本人の意思なくしては進めることが出来ない流れになっています。
当社では、一つ一つのステップでお客様がご不安を感じないように、細やかに説明をしながらご案内するように努力しております。
まずは、ご相談だけでも大丈夫ですのでお気軽にお問合せください。